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考える力ってなんだろう?成績と関係がある?kimino☆schoolで重要視している理由とは!




Kimino☆schoolは、思考力の獲得を重視した指導を行っている学習塾です。
思考力という言葉は、一般的には「考える能力」を意味しますが、学習塾で思考力を養うといってもあまりピンとこない方が多いのではないでしょうか?

もう少し掘り下げると、「国語力」や「論理的思考を使いこなす力」に近い意味で私たちは思考力という言葉を用いています。

この記事では、思考力とはどのようなものか?どうして当校kimino☆schoolが思考力を重視するのかといった点についてご紹介したいと思います。






1、kimino☆schoolが重視する思考力ってなに?

当校kimino☆schoolでは、思考力を次のように定義しています。

【思考力】:自主的・能動的・論理的に課題発見でき、解決できる力のこと


一般的に言われている「思考力=考える力」とは少し異なるのが理解していただけるかと思いますが、少し堅苦しくてわかりにくいかもしれませんね。

一つひとつかみ砕いて解説します。



1-1 自主的・能動的

「自主的・能動的」という点は、一般的な意味では思考力にはあまり結びつかないキーワードかもしれませんが、子どもたち一人ひとりが課題を解決したり、難しい問題に取り組んだりするときには、とても大きなポイントとなる部分です。

自主性や能動的な姿勢を意識して伸ばしていく、といってもどういうことかイメージしづらいかもしれませんが、この後解説します論理的思考力や課題発見能力をうまく磨いていくと自主性も同時に伸ばせます。

従来の、先生が教壇に立って「教える」スタイルの教育の場合には、生徒たちは課題を与えられてから初めて問題に取り組む、といったスタイルになるため、どうしても受動的になってしまいがちです。
それに対して当校では、「テストの結果、(生徒本人の)満足度はどのくらい?」「(本人の)満足度を100点にするには何をどんなふうに学べばよい?」といったように、勉強の取り組み方から論理的に自発的に考えられるよう促すようにしています。
自問自答を繰り返し、習慣化することで、自然に子どもたちは自分から論理的に考えるというクセがつくようになります。


1-2論理的に考える力

「論理的に考える」ということは、突き詰めていくとどんどん内容が複雑になり、大人が理解するのも非常に難しい概念(=ものの考え方)になります。当校の生徒さんは小・中学生ですので、まずは、以下のことを体得できるように指導しています。


  1. 具体・抽象関係の整理把握


  2. 具体的なものと抽象的なものがそれぞれどのようなものかを把握し、必要に応じて使い分けられることを目標とします。

    例えば、
    「ケーキ屋さんにいろいろなケーキが売っていました。例えば、ショートケーキ、チョコレートケーキ、フルーツタルトなどです。」
    という文章の場合には、「いろいろなケーキ」が抽象、「ショートケーキ、チョコレートケーキ、フルーツタルト」が具体です。抽象的なものを具体的に言い換えるためには、この文章の例のように、「例えば」、「つまり」などの接続語を用いて考えを説明します。

    抽象的な語句ばかり使用していると文章に説得力が欠けることが多く、具体的な語句ばかり使用すると話がまどろっこしくなったり、言いたいことがぼやけてしまったりしてしまったりします。頭の中で考えを整理するときも、しっかりと具体と抽象を意識して区別をすることにより、考えがまとまりやすくなります。


  3. 対比関係の整理把握


  4. 対比関係の整理把握とは、異なる二つの物事を比べることによって、両者の違いをはっきりさせることを差します。

    例えば、「魚はエラで呼吸をします。しかし、クジラは肺で呼吸をします」という文章の場合、魚とクジラの呼吸の仕方を対比しています。対比をすることによって、魚とクジラの違いがはっきりしています。対比する場合には、この文章のように「しかし」、「でも」、「ですが」、「それに対して」などの接続語を使用します。

    対比をうまく活用することで、言いたいことをはっきりさせることができます。


  5. 因果関係の整理把握


  6. 因果関係の整理把握とは、結果と原因を結び付けて考えることを差します。

    例えば、
    「毎日、一生懸命勉強をした。だから成績が上がった」
    という場合、成績が上がった理由として、一生懸命勉強をしたことを理由として述べています。この例文の場合は、客観的に見て原因と結果が結びついているので因果関係があるといえます。

    しかし、「今回のテストで新しい鉛筆を使った。だから成績が上がった」という文章があったとします。この場合、新しい鉛筆を使ったことと成績が上がったことは直接関係があるとは言い切れません。したがって、因果関係は成立しておらず、「思い込み」となっている可能性が高いでしょう。
    因果関係を表す場合には、「だから」、「したがって」、「なぜなら」などの接続詞を使用します。

    因果関係を把握することにより、物事に道筋を立てて、客観的に見て説得力のある考えを組み立てることができます。


大人は会話や交渉の経験を通じて、論理的思考力(具体・抽象、対比、因果関係など)を無意識のうちに用いていますが、多くの小・中学生にとっては論理的な考えは無意識にできるものではありません。学習を通じて意識してトレーニングを積むことによって、はじめて身に着けられるものです。論理性を身に付けると、子どもが独りよがりな突拍子もない考えではなく、説得力のある発言をできるようになります。



1-3 課題発見し、解決できる力

自主的、能動的、論理的に物事を考えられるようになったら、次はその考え方を課題発見→解決に結び付けていきます。

例えば、英語が苦手な生徒の場合、「英語が苦手」という課題は誰が見ても明確です。しかし、その課題を掘り下げていくと、「英単語が覚えられない」、「英語を学ぶモチベーションが低い」、「日本語でも長文問題が理解できていない」など、背景には生徒それぞれが抱えている課題があることでしょう。

もちろん、小・中学生が最初から自分一人で課題を発見するというのは非常に高度なことなので、当校ではコーチと呼ばれる先生がコーチングの手法を用いて、生徒が課題を発見できるように指導していきます。

生徒自身が自ら課題を発見し、能動的に取り組むことによって、「やらされ感」が無くなり、取り組むことで「理解できる」、「成績が上がる」といったイメージを持つことができるようになります。

もちろん、「英語が苦手」という課題はあくまで一例です。
学校の課題だけではなく、「人前で話すのが苦手」、「忘れ物が多い」など課題は科目に限ったものだけではありません。課題を発見して解決できる力は、学生の頃だけではなく一生必要となる力です。



2、kimino☆schoolで、どのように思考力を指導しているの?

「思考力」を重視しているからと言って、kimino☆schoolで直接「思考力」という科目を指導しているわけではありません。当校は、学習塾として国語や算数・数学の科目の指導を通して、思考力を養えるよう指導を試みています。

当校kimino☆schoolがどのように思考力を指導しているかについて、いくつか具体的な例を踏まえながらお伝えしたいと思います。



2-1 失敗は恥ずかしいことではない


当校は一貫して「失敗は恥ずかしいことではない」というスタンスを重視しています。
間違った箇所から問題の解き方を学ぶべきという学習方法の観点もありますが、それと同じくらいに重要なポイントは生徒たちが失敗を恐れずにさまざまな問題にチャレンジする姿勢や意欲を後押ししたいということです。

失敗を恐れた状態ですと、生徒は先生が求めている「唯一の正解」を回答しなければならないと委縮してしまいがちです。ですが、実際には正解は一つとは限りません。それに学校の勉強以外に目を向ければ、逆に正解が定まっていないことばかりです。もちろん、最初は思いつきや独りよがりな回答をすることも多いかもしれませんが、自由に解答することに慣れることによって、論理的なオリジナルの意見を主張できる力を身に付けられることを、当校は期待しています。

他に、先生が生徒に対して上からの目線となることがないような態度や言葉遣いに注意し、常に否定的な言葉は使わない、という接し方をしています。

論理的思考にとって、最初に重要なことは生徒の自主性や能動性ですので、まずは生徒が自ら自分自身で回答を探す気持ちになれるよう、当校はフォローします。そのために大事なことが「失敗は恥ずかしいことではない」ということを何度も伝え、生徒の身体にしみこませていくことです。



2-2 考えの過程を重要視する


問題を解くときに、当校では解答の過程を重視しています。

正解・不正解に関わらず、要所でなぜそのような解答に至ったのかということをとことん掘り下げて聞くようにしています。

ここで、掘り下げて聞くのは、生徒の解答を否定するためではありません。とことん、掘り下げることによって、どうしてそのような解答にいたったのか、次に間違えないためにはどのような考え方をすればよいか、よりスマートな回答をするにはどんなふうに工夫すればよいか、ということを生徒が自ら発見することができるからです。これはまさに、論理的思考の「主体的・能動的・論理的に課題を発見し、解決する力」そのものです。

国語の場合には、問題文の重要カ所に線を引く、必要に応じて書き込みをする、算数の場合には、途中の計算式を省略せずに記述する、といった具合に考えの過程を書き込むことについても重視しています。家庭を書き込むことによって、後から復習をする際に、自分自身の考えの過程を目で見ることができます。



2-3 生徒の自己評価を重視する

提出した宿題や授業での小テストの達成度に対して、まず生徒の自己評価を聞くことを重視しています。生徒自身の中で、達成度は何点くらいか、またその理由はどうしてか?そういったことを生徒から先生に対して論理的に説明をするよう求めます。

このとき、いかなる状況でも先生は宿題の達成度や生徒自身の評価に対して、否定的なことは言いません。できなかった時には、次にできるようにするためにはどうしたらよいか、改善するためにはどのような方法があるか(場合によっては先生から複数の選択肢を提示して生徒に選んでもらう、といったやり方もとります)といった解決策を、生徒と一緒になって考えます。

生徒自身が納得いくまで先生と一緒に改善案を考えるのを繰り返すことで、授業のたびに論理的思考力を養っていきます。また、こうした振り返りを生徒が能動的に行うことによって、家庭学習や次の授業への大きなモチベーションへとつながります。



3、論理的思考力の指導が難しい理由

当校Kimino☆schoolで最も重視している論理的思考力は、課題を自ら発見し論理的に解決するという点で、全ての生徒に大きなメリットのあるスキルです。中でも、現在学校や学習塾で思うように成績が伸びていないお子様にとっては、論理的思考力を身に付けることで飛躍的に学力を高められる可能性があります。

しかしながら、論理的思考力の指導は簡単なことではありません。その理由について解説します。



3-1 全ての生徒と先生の間に深い信頼関係が必要


論理的思考力を養うための、生徒が主体的、能動的に思考できるようになるためには、生徒と先生との間に深い信頼関係が必要とされます。こういった信頼関係は、従来の先生一人対生徒多数の教室型の授業ではなかなか育みにくいもの(少なくとも授業の中では難しいもの)ですし、個別指導塾でも受験テクニック等をメインに教える授業の中からは生まれにくいものです。

「信頼関係」というとどこか漠然としたイメージを持たれるかもしれません。当校では、心理学やコーチングなどで用いられる「ラポール」の状態を形成することを一つの目安としています。
ラポールとは、直訳するとそのまま「信頼関係」を意味する言葉です。コーチングの専門用語として使用される際には、「心が通い合っている状態」を意味します。

  • 話をするときにトーンが上がる
  • 目の輝きが見える(好ましい相手に対しては瞳孔が開くため)
  • 質問をした時に、「はい」「いいえ」だけではなく、自分から積極的に追加情報を提供してくれる

などの状態が見られたら、ラポールが築けている状態といえます。

ラポールを築くためのテクニックはさまざまですが、当校では先生が生徒と寄り添うスタイルで指導を行い、授業前のアイスブレイク(緊張を解きほぐすための雑談)や授業中の個別相談など、近い距離・同じ目線で指導に当たっています。ラポールが築けると、子どもの心がオープンになるため、学習でつまずいているところや内面の悩みを打ち明けてくれやすい状態になり、その結果、どのように問題を解決していけばよいかというアドバイスがしやすくなります。



3-2 学習のスタイル

多くの学習塾では、効率よく定期テスト対策や受験対策を行うために、得点アップのためのテクニックや学習方法を指導されていることが多いかと思います。実際に、こういった授業スタイルで成績を伸ばす生徒もいます。このような学習スタイルでは、教える立場と教えられる立場がはっきりと区別され、問題の正解も一つに決まっていることが多いです。

あらかじめ「正解」の模範解答が決まっていると、生徒たちは模範解答以外の回答には興味を示しません。むしろ、模範解答以外の回答は「間違った回答」として、すぐにノートから消してしまったり、忘れたりしてしまいます。しかし、その答えにたどり着いた理由があるはずです。その理由を検証することは、論理的思考のトレーニングとして大きな意味を持ちます。

当校で重視しているコーチングによる授業スタイルは、多くの学習塾で行われている効率の良いと思われる学習方式とはいわば真逆の立場です。単純に答えが合っていれば良いというような学習ではなく、正解であっても不正解であっても、生徒が自分自身の論理を駆使して一つの答えを出し、どうしてその解答に至ったかという経緯を重視します。一つひとつの解答の根拠を深く考えることで、問題の本質の理解につながります。問題の本質を理解すると、似た問題や発展問題へ応用する力が自然に身に着きますので、一つの問題を解くことで2問分、3問分学習したのと同じ効果が期待できます。
成績向上はもちろんのこと、本来の意味での学力を身に付けます。



3-3 テストの点で評価をしてしまいがち


学習の成果を判断する際に、どうしても定期テスト・模擬テスト・日ごろの小テストの得点をそのまま生徒の学力として判断してしまいがちな一面があります。

しかし、生徒自身に到達度を聞いてみると、例えば同じ70点でもその意味合いは全く異なることがほとんどです。得点を落としてしまった理由として、理解はしていたけどケアレスミスが多かった、正解には至らなかったものの生徒自身がこれまで問題を間違えていた理由を認識できた、など生徒の自己評価の中に成績アップの大きなヒントが隠れている場合があります。

テストで満点取れなかったから単語の書き取りの課題を出す、次のテストで得点がアップするように学習時間を増やす、といった対策では、成績向上のための因果関係がやや弱いといえるのではないでしょうか。

当校では、生徒が一緒に小テストや課題に対して自己評価を行い、その根拠を自分の言葉で伝えるという作業を習慣化しています。テストの点に表れない学習の理解度や満足度を計るとともに、論理的思考力を同時に身に付けていきます。
そして、自己評価を元に次のテストで自分が満足できるためには、今の自分には何が足りていないか、どんな勉強をすれば足りないものを補えるか、ということについて考えます。 そのためには、自分がどの程度理解できているのかということを客観的に正確に把握しなければなりません。
実は、自分自身の学力を客観的に把握することは、成績を飛躍的に向上させるための一つの大きなポイントです。立ち位置さえわかれば、何をどれだけ勉強すればよいか、何をすれば成績が上がるか、といったことがはっきりするので効果も出やすく、モチベーションも上げやすいのです。少し難しい言葉で「メタ認知」といいますが、メタ認知能力を身に付けると学力は飛躍的に向上します。



4、まとめ

Kimino☆schoolが重視している思考力の獲得について案内をしました。

当校で意味する「思考力」とは、「論理的思考力」「国語力」といった意味を持ちます。それは、生徒が自分から論理的に物事を考え、課題を発見し、解決する力のことです。

当校では、思考力を直接指導しているわけではありませんが、科目の学習や先生とのやり取りを通じて論理的なものの考え方が身に着けられるように指導しています。


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