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プログラミングを子供が学ぶには?無料で使えるScratchなどおすすめプログラミング教材4選



最近、プログラミング教育が注目されていることをご存知でしょうか?
テレビや雑誌などで特集を組まれることも多いので、なんとなく耳にされたりご覧になったりされた方はいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、プログラミングっていったいどんなことをするの?子どもがプログラミングを学ぶってどういうこと?とあまりイメージがわかない方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では最近のプログラミング学習が盛んになった背景から、プログラミング学習ではどのようなことを学び、どのような効果が期待されるのか?どんな教室や教材があるのかといったことを紹介いたします。中でも特にプログラミング学習言語として広く採用されている無料のscratch(スクラッチ)について詳しく紹介してます。

1、プログラミングとは

まずは、プログラミングとはどのようなものかを見ていきましょう。プログラミングは今や一部のコンピュータ技術者のためのものではなく、非常に身近で親しみやすく、そして大きな学習効果が得られるものとして認識され始めています。

1-1 プログラミング学習必修化の背景


プログラミングが2020年には全国の公立小学校で必修科目となることはご存知の方も多いかと思います。そして、既に中学校では2012年より技術家庭科の1単元としてプログラミング学習が必修化されています。AI技術やビジネスのグローバル化が進む21世紀では、必要とされるスキルも異なり、必要とされる人材を養成するために学校教育も大きく変化しようとしているところです。

小学校・中学校の教育の変化の他に、大学の入学試験も大きな改革が行われ、センター試験が廃止されることが確定していたり、大学の入試科目に英語や国語などに加えてコンピュータやプログラミングの内容を含む情報関連の科目が追加されたりすることが検討されています。

このようなプログラミング学習必修化の動きは、日本国内だけのことではありません。むしろ海外ではより積極的にプログラミング学習が取り入れられている国が多く、日本はプログラミングに関しては世界の国々に後れを取っています。

 

1-2 積極的にプログラミングを取り入れている国々

プログラミング教育_世界
   
    • イスラエル
 
 
    • 世界に先駆けて2000年より高校のプログラミング教育を必修化。現在は、10歳からプログラミングの授業が行われています。アメリカNASDAQへの上場数がアメリカに次いで世界2位となるといった成果を上げています。
 
    • アメリカ
 
 
    • アメリカでは、州によって規定や事情が異なりますが、オバマ前大統領がプログラミング教育を重要視することを声明として発表しています。財政難などの問題により、国家や州のレベルでの対策は進んでいない部分もありますが、NPO団体などの支援により、早期プログラミング学習が実施されています。
 
    • イギリス
 
 
    • 多大な国家予算をつぎ込んで、プログラミング学習に力を入れています。IT教育と並行して5歳から16歳までプログラミング学習が実施されています。
 
    • エストニア
 
 
    • Skype(スカイプ)発祥の地でもあるエストニアでは、7歳から18歳までプログラミング学習が実施されています(必修ではありません)。エストニアは、小学校1年生のスマホ所持率が9割にものぼり、「世界最先端の電子国家」といわれています。
 


これら4か国の他にも、ロシア、ハンガリー、インド、韓国、フランス、イタリアなど世界各国で、プログラミング学習を必修化、重点化する流れとなっています。

 

1-3 プログラミング学習の課題とプログラミング教室の流行


日本の学校におけるプログラミング教育には、まだまだ課題もあります。
最も大きな課題は、公立小学校では指導体制が整っていないということです。つまり、これまでプログラミングを教えた経験がないため、プログラミングを上手に教えられる先生の数が少ないのです。また、小学校の必修科目での学習だけでは、社会で通用するスキルや知識を得るのが困難だといわれています。

世界はますますグローバル化が進み、今の子どもたちが大人になるころには外国の人と同じ仕事をしたり、ビジネスで直接の競争相手となったりするケースが増えてくることが予想されています。世界で活躍するためには、これまでは英語が最も重要といわれてきましたが、今は英語と同じくらいプログラミング教育が重要だといわれています。

そして子どもたちが、現時点での公立小・中学校でのプログラミング教育の課題を克服し、将来社会で活躍できる大人になるには、プログラミング教室でプログラミングを学んだり、家庭での遊びを通じてプログラミングに慣れ親しんでいったりすることが効果的です。

  • プログラミング教育によって今の子どもたちが身に着けるべきスキルを習得できる
  • プログラミング教育に関して日本は世界に後れを取っており、学校教育には課題がある
  • 保護者の方々からも、子どもたちからもプログラミングを本格的に学習したい(させたい)という要望がたくさんある


こういった背景があって、現在日本ではプログラミング教室が次々と誕生し、新たな習い事として大きな注目を集めている、といった状況です。

 

1-4 子どもが学ぶプログラミングとは?


では、このように世界規模で重要視されているプログラミングとはいったいどのようなものでしょうか?
IT用語事典によると、プログラミングは以下のように定義されています。

【プログラミング】プログラミングとは、コンピュータに人間が意図した動作を行わせるための指示の集まり(プログラム)を作成すること。

少し堅苦しくて、分かりづらいかもしれませんが、自分の思い通りにコンピュータを動かすための指示ということです。ポイントは、プログラミングによってある命令をした時、コンピュータが毎回必ず同じ動きをするということです。

「プログラミング」と聞くと難解なコンピュータ言語を使ってコードを記述する作業のことを思い浮かべられるかもしれませんし狭い意味ではコード記述のことをプログラミングと呼ぶケースも一般的ですが、幼児や小学生が学ぶ「プログラミング」は、もっと身近なものです。

身近なプログラミング学習


例えば、レゴブロックを組み立てて機関車のロボットを作り、そのロボットにモーターやセンサーを取り付けて、マジックで書いた線路の上を走らせたり、特定の場所を通過するときには必ず汽笛を鳴らしたりする、といった命令をプログラミングするような学習です。このようなロボットプログラミングの他に、自作のアニメをつくったり、ゲームをつくったりする場合もあります。

特に幼児期や小学生低学年・中学年の時期には、英語の知識が必要となるプログラミング言語は使用せずに、「ビジュアルプログラミングソフト」と呼ばれる日本語での指示ソフトを使用するケースが一般的です。ビジュアルプログラミング言語を使用することで、パソコンやタブレットをほとんど使ったことがない子どもでも、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングを学習できるように工夫されています。

「楽しいとはいっても、子どもにプログラマーになってほしいわけではない」とおっしゃる方もいます。
ほとんどのプログラミング教室では、将来のプログラマーを育てることを目的にしているわけではありません。プログラミングを通して、論理的なものの考え方や、自由で豊かな想像力・発想力、0からものをつくり上げる創造力、失敗しても成功するまであきらめないチャレンジ精神、仲間と助け合い協力する力、などを身に着けることを重視しています。これらのスキルは、まさに21世紀に必要とされるスキルであり、これらが手軽に学べるからこそ、プログラミング教室が大きく注目されているのです。

 

2、 おすすめプログラミング教材4選

今、プログラミング教室などで使用されているおすすめの教材を4つご紹介します。  

2-1  scratch(スクラッチ)

スクラッチロゴ


scratch(スクラッチ)は、2018年現在、最も広く利用されているビジュアルプログラミングソフトです。
アメリカのマサチューセッツ工科大学建築・計画スクール内に設置されたMITメディアラボによって開発されました。多くのプログラミング教室でも採用されているScratch(スクラッチ)についてご紹介します。

 

scratch(スクラッチ)の特徴

スクラッチ-学習


スクラッチは、低年齢からでも利用できるビジュアルプログラミング言語です。スクラッチの対象年齢は8歳から16歳ですが、7歳以下の子どもでも興味さえあれば十分に使いこなせます。5歳から7歳を対象としたスクラッチジュニアも用意されています。いずれも日本語に対応していて、無料で利用できます。1分ほどで簡単にIDを作成することができ、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのインターネット機器からアクセスできます。

指示をブロックにはめ込んでくっつけていくだけでプログラミングの指示ができるので、プログラミング言語やタイピング(キーボード入力)の知識、スキルがなくても直感的な操作でプログラミングの考え方を学ぶことができます。

scratch(スクラッチ)の操作性に関しては、以下の特徴があります。

  • ブロックの凸凹により、積み重ねられるか否か判断できるようになっているので、手軽にプログラミングが楽しめる
  • 命令の種類ごとに色分けされており、子どもの興味を視覚的に引きやすくわかりやすい
  • 積み重ねたブロックをすぐに画面上のキャラクターが実行してくれるので、プログラミングがうまくできたか否かの確認がすぐにできる


また、scratch(スクラッチ)で作成した作品は、インターネットを通じて世界中に発信できる、という特徴もあります。


(scratch(スクラッチ)が世界でどの程度利用されているかを示した図です。色の濃い国ほど、ユーザーの多い地域です。)

 
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