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ロボット教室 大会 情報まとめ






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イトグチジュニアとは




ロボットの大会!

サッカーや野球と同じように、ロボットにも大会があります。このロボットの大会は、ロボットコンテスト、略してロボコンと呼ばれることもあります。
昨今、ロボット教室やプログラミング教室が盛り上がりを見せています。

その中にはこのロボコンへの出場が目的となっている教室も存在します。

このようなロボコンに出場したことがきっかけで将来やりたいことが見つかる子どもも多いです。

そんな子どもが成長するためにはとても良い機会となり得るロボコンですが、実は現在の日本でも大小様々なロボット大会が開催されています。

今回はその中で、小学生からでも参加可能なものをいくつかご紹介します



WRO(World Robot Olympiad)

特徴

ワールドロボットオリンピアードと読みます。おそらく日本の小学生の参加できるロボットコンテストで最大規模です。
政府も後援についていたり、いろんな企業や研究機関などの支援も得ている大きなロボコンです。

内容としては、主にレゴ社のロボットキットを用いた競技となっています。

また、こちらの大会は日本に止まらず、国際規模の大会となっていますので世界大会が存在します。文字通り世界規模のロボコンです。

国内大会で勝ち抜いたチームは世界大会へと駒を進めることができます。なんとも男の子ゴコロをくすぐる響きです。

チーム制となっていて、児童2~3名とコーチ1名からなるチームでの出場となります。協働力を育てるのにもってこいですね。

さらに、ロボットの操作は自律型と呼ばれる、人がリモコンで操作をしないタイプのみなことも特徴の一つです。

理念・目標

この大会は、教育的なロボット競技への挑戦という経験することにより創造性と問題解決力の育成をその目的としています。

科学技術への興味・関心や意欲の向上とものづくり人材の育成も目標の一つとのことです。

また、こちらの大会はチーム制での参加となっているので、仲間同士で相談し合い、ロボットを組み立て、いかに速く正確に課題をクリアするか、またそれをどうやって実現していくかを話し合いながら取り組むことにより、コミュニケーション力を向上させることも狙いの一つのようです。

競技部門・内容

◯レギュラーカテゴリー

事前に発表されたルールにのっとり課題をクリアしたポイントと完了するまでの時間で順位を決定するコースです。

発想力や世界観というよりかは純粋にロボットの組み立てとプログラミングの技術を競う部門です。

◯オープンカテゴリー

与えられたテーマを研究し、テーマに沿ったロボットを自由に作成します。

プレゼンテーションの動画を作成し、それを元に1次審査が行われます。ビデオ審査を通過したチームは後日審査員の目の前でプレゼンテーションを行います。

◯アドバンスドロボットチャレンジ

大会規定の市販ロボットキットとソフトウェアを使用して規定課題を競う部門です。
レギュラーカテゴリーよりも高度な課題を扱います。かなり本格的な知識と技術を要求されます。高専生や大学生などが出場することが多いようです。



FLL(FIRST LEGO League)

特徴

こちらもWROと同じく、レゴを使用するロボコンです。こちらも世界規模の大会となっています。

1998年にレゴ社とアメリカのNPO法人であるFIRSTという団体により設立されました。日本では2004年より開催されています。

現在、世界88カ国、およそ32,000チームが出場しているようです。

WROも世界規模の大会ですが、こちらのFLLの特徴は若年層向けという点がまず挙げられます。

WROは小学生〜大学生以上まで幅広い年齢層でしたが、FLLに関しては9歳~16歳が参加対象年齢となります。

理念・目標

9~16歳の子どもたちにハンズオンによる「体験的な取り組み」と「教育」が合わさったプログラムの経験を通じて、「科学技術」に対する興味・関心を育成することが目標の一つのようです。

一つのものごとに関して深く考え、課題に挑戦し解決していくという体験のできる場を提供し、次世代を担う子どもたちの「考える力」を刺激していくことを目的としています。

また、国際的な規模の大会なので、世界につながる機会を提供し国際的な人材育成に貢献することも意識しているようです。

そして、考え・行動するということが重要だという理念を、ロボット作成という「ものづくり教育」と「調べ学習・表現力の教育」を組み合わせたカリキュラムとなっているこの大会への参加を通じて体得してもらうことと、「学び」への意欲の向上をその目的としています。

競技部門・内容

◯ロボットゲーム

自律型ロボットを使用する競技です。制限時間2分30秒の間にミッションの攻略を目指します。

ミッションは与えられたチャレンジのテーマに沿ったものになります。Mind Stormを活用し、フィールドを動き回り、ものを回収したり届けたりします。

◯プレゼンテーション

毎年出題される課題に対する研究を行い、チームごとに専門家の前で課題解決の方法を提案しプレゼンします。

出題される内容は実際の社会や環境問題となっていることにちなんだテーマとなることが多いようです。


Robo Cup Junior Japan

特徴

こちらの大会は日本発祥のロボコンです。

大元になっている大会はロボカップという名前です。

こちらは、1993年に日本の研究者らが「工学と人工知能の融合、発展」を目的として、自律移動型ロボットによるサッカー競技を題材として提唱されました。

この大会の掲げる目標は「西暦2050年にサッカーワールドカップのチャンピオンに勝てる自律型ロボットを作る」というものです。

とてもわかりやすくて夢がありますね。そして、その目標達成を目指す過程で生まれる科学技術を世界に還元していくことを目標としているようです。

このような設立経緯を持つロボカップですが、そこから派生し、参加対象を子ども向けに形を変えたのがこのロボカップジュニアという大会です。

年齢の下限は概ね11歳からですが、年によっては下限が撤廃されたこともあります。ただし、自分で自分の作成したロボットの説明ができることが基準となります。

あたりまえではありますが、自分で作成していないとみなされた場合は参加ができないそうです。

サッカー競技がその発祥となりましたが、それ以外にもレスキュー部門など個性豊かな競技があります。

理念・目標

大元の大会であるロボカップでは「2050年にワールドカップの世界チャンピオンに勝てるロボットを作成する」ことを目標に掲げ、真に人間社会に役立つロボット技術を育成することを目的としています。

こちらのロボカップジュニアはそちらとは現在別法人での運営のようなので、理念も少し形を変えています。

掲げている目的としては、「次代のロボカップの担い手を育て」、「次世代のリーダーとなるための基礎基本を身につける共同学習の場を提供し」、「競争の先にある協働」を目指すとしています。

個人的には特に「競争の先にある協働」という項目がとても素敵に思えます。

最初から仲良しこよしではなく、本気でぶつかりあって競い合った先のリスペクトというものは紛れもなく貴重な人間関係の形の一つだと感じます。

競技部門・内容

サッカーリーグ

実際のサッカーと同じようにボールをロボットが蹴り(動かし)、ゴールに入れることにより得点となります。

参加台数は各チーム2台となり、チームワークも試されます。

ロボットの仕組みとして、センサーを使い床とゴールを判別したり、地磁気を判別して場所の特定をします。

また、ボールから発せられる赤外線を受光してボールの位置を把握します。

ドリブラーがどうやってボールを保持するかなど、ボールをコントロールするところに各チーム全力の工夫をするそうなので、そこが見所となっています。

また、サッカー競技は壁やロボット同士の衝突など、ロボットに激しい衝撃と負荷がかかります。

そのため、故障も織り込み済みとなっています。

故障した場合は1分間フィールドに戻すことはできませんが、その場合の各チームの対応がそれぞれ個性的とのことです。

レスキューリーグ

こちらの部門は1995年の阪神大震災の経験から始まった競技です。ロボットが身の回りの状況を自ら判断し、様々な障害をクリアしつつ被災者を見つけて救助するという競技になります。

レスキューリーグは、ライントレース(床のライン上をロボットが走ること)が基本となっているので、サッカーリーグのような高度な自律性を求められる競技と比べると易しい部類になります。コースを進むにつれ難易度があがる構成になっているので、自分の実力がわかりやすいです。また、スピードやパワーがあまり重要でないため、高価なパーツなどはそこまで必要出ない模様です。以上のような理由から、初心者にがとりかかるのにおすすめされています。

OnStageリーグ
自律型ロボットによるダンス競技です。ロボットが2分間の制限時間のなかでダンスや演技を披露します。人間とコラボレーションする場合もあるようです。

ロボットの台数や大きさに制限がなく、上述の二つの部門に比べて制限がかなり緩いようです。

したがって、自由な発想をもってロボットのメカニズムを探求していくことや、上述のようにロボットと人間のコラボレーションなど、他の部門にはない魅力が多くあります。

こちらの部門はさらに内部でダンス部門とシアター部門の2部門に分かれます。

ダンス部門では、音楽に合わせて踊りを披露します。シアター部門は独自のテーマの中で演劇的なパフォーマンスを披露します。

それぞれの審査の特徴として、ダンス部門は音楽に同期して動いているかをチェックする項目が多く、シアター部門では小道具や演出などの演技を際立たせるものに関する項目が多くなります。配点もサッカーリーグやレスキューリーグと異なる切り口で面白いですね。かなりユニークな部門です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

国内で有名な小学生でも参加できるロボット大会3つを紹介しました。

いずれもそれぞれ特徴的な部門や理念を持っており、どれも魅力的です。

また、これ以外にも素敵なロボット大会は数多く開催されていますので、ご興味もたれた方は独自に調査してみても面白いかもしれません。

ロボットやプログラミングは、子どもたちにとってとても魅力的な場合が多いです。

興味のあることに没頭し、仲間と共に努力し、課題に挑戦する経験は等しく貴重です。ロボットやプログラミングの楽しさに目覚めた子どもたちには、このような機会を提供してあげることができればさらなる成長を見せてくれるかもしれません。